メディアリリース
ロンドン、2022年11月29日
マッコーリー･アセット･マネジメントは、自社の運用戦略であるスーパーコア・インフラストラクチャー・ファンド（以下、「同ファンド」）のシリーズ2の募集を終了し、126億ユーロの資金調達を完了したことを発表しました。
長期投資、利回り重視型の同ファンドは、コアインフラかつ被規制のネットワーク・インフラ資産への投資に特化しています。予測可能かつインフレ耐性のあるインカムの獲得を狙うと同時に、生活に不可欠なインフラ事業の運営と価値向上を支援する運用戦略で、フィンランド、ドイツ、スペイン、英国の電力・ガス送配電ネットワーク事業会社及び上下水道事業会社を含む、7資産に投資しています。
同ファンドは、一連の資金調達を通じて資産を取得することにより、長期的な成長を目指して組成されたファンドです。今月、シリーズ2の募集が終了し、22か国、70の投資家から、合計126億ユーロの資金調達を完了いたしました。これらの投資家には、年金基金、保険会社、ソブリン・ウェルス・ファンド、アセット・マネジャー、銀行、ファミリー・オフィスなどが含まれます。
マッコーリー･アセット･マネジメントのリアルアセッツ部門EMEA地域統括責任者であるマーティン・ブラッドリーは、「ネットワーク・インフラは日々の生活の基盤であり、経済の電化とクリーン・エネルギーへの転換が加速するなか、ネットゼロへの移行において中心的な役割を果たす資産です。そのため、投資家にとって大きな投資機会となりえますが、その一方で責任も重大です。当社は今後も投資先企業及び顧客と密に連携し、当ファンドの組み入れ資産の運用を積極的に行ないつつ、優れた新規投資先候補の発掘に注力して参ります」と述べています。
今般の資金調達により、マッコーリー・グループの半期決算（2022年9月30日基準）では、マッコーリー･アセット･マネジメントのプライベート・マーケッツ部門の期中の資金調達額が、過去最高の159億米ドルに達しました。これにより、過去12カ月間の資金調達額は263億米ドルとなりました。
マッコーリー･アセット･マネジメントの統括責任者であるベン・ウェイは、「投資環境が一段と複雑化するなかで、当社の運用チームやプラットフォームに対して、お客様から継続的かつ多大なご支持をいただいていることに大変感謝しております。歴史的にみても、インフラストラクチャー資産は景気サイクルを通してパフォーマンスも良好で、サステナビリティ目標との親和性も高く、今般の資金調達においても、ポートフォリオ構築の段階から、資産クラスとしてのインフラストラクチャーの価値が高まっていることが示されました」と語っています。
マッコーリー・スーパーコア・インフラストラクチャー・ファンドのポートフォリオには以下が含まれます：Cadent（英国最大の配ガスネットワーク運営会社）、 Elenia（フィンランド第2位の配電ネットワーク運営会社）、Viesgo（スペインの配電ネットワーク運営会社）、Southern Water（英国の上下水道事業会社）、Hellenic Electricity Distribution Network Operator（ギリシャの国営配電ネットワーク運営会社）、Thyssengas（ドイツ第3位の送ガス事業会社）、National Gridの送ガス及びメーター事業（英国の送ガス事業会社）1。
パトリック・ギャラガー（Patrick Gallagher）
マッコーリー･アセット･マネジメント
電話： (44) 7795 353820
Eメール：patrick.gallagher@macquarie.com
マッコーリー・アセット・マネジメントは、すべての人々にプラスの影響をもたらすことを目指す、グローバルな資産運用会社です。インフラストラクチャー、グリーン・インベストメント、再生可能エネルギー、不動産、農業・自然資産、アセット・ファイナンス、プライベート・クレジット、株式、債券、マルチアセット・ソリューションなど多岐にわたる分野で専門性の高い投資・運用サービスを機関投資家、年金基金、政府機関、個人投資家に提供し、世界で約5,090億米ドルの資産を運用しています。
マッコーリー・アセット・マネジメントは、債券、株式、コモディティーなどの分野で、資産運用、金融、銀行業務、アドバイザリー、リスクおよび資本ソリューションをお客様に提供する総合金融グループであるマッコーリー・グループの一員です。マッコーリー・グループは1969年に設立され、33の市場において19,000名強の従業員を擁し、オーストラリア証券取引所に上場しています。
数値はすべて、2022年9月30日現在のデータを使用しています。詳細につきましては、Macquarie.comでご確認いただけます。
本文書における特定のファンドに関する内容は情報提供のみを目的とするものであり、当該ファンドの持分の募集等を意図するものではありません。言及されているファンドは資金受入れを終了しております。
